京都が4試合ぶりの白星、千葉はホームで仙台に43点差の圧勝/B1リーグ第29節

6本の3ポイントで計18得点を決めた千葉の西村文男 [写真]=B.LEAGUE

 B1リーグ第29節第1戦が4月22日に各地で行われた。

 東地区首位の栃木ブレックスは敵地で秋田ノーザンハピネッツと対戦した。第1クォーターは序盤に0-7のランを許すと、残り5分27秒にようやく遠藤祐亮がチーム初得点を記録。その後も遠藤の3ポイントやジェフ・ギブスの得点などで同1分30秒に勝ち越したが、田口成浩中山拓哉に得点を与えて13-17の4点ビハインドで最初の10分間を終えた。続く第2クォーターは開始から点の取り合いとなるが、残り7分20秒から古川孝敏ライアン・ロシター、ギブスが連続得点を挙げて主導権を握ると、40-32の8点リードで前半を折り返した。後半は第3クォーターに21点、第4クォーターに23点を与えたが、相手を上回る計45点を積みあげ、栃木が85-76で逃げきった。

 京都ハンナリーズは敵地で同勝率の名古屋ダイヤモンドドルフィンズと激突し、82-62の20点差で快勝した。前半こそ33-23のロースコアゲームの展開となったが、第3クォーターにマーカス・ダブの11得点、川嶋勇人の8得点を含む一挙31点を積みあげる。21点リードで迎えた最後の10分間も危なげない試合運びを見せて白星を手にした。12月11日ぶりに先発出場した小島元基が復帰戦で11得点6リバウンド2スティールを挙げたほか、川嶋、ダブ、籔内幸樹ケビン・コッツァーも2ケタ得点をマークして4試合ぶりの勝利に貢献した。

 千葉ジェッツはホームで仙台89ERSを相手に43点差の圧勝。7-5で迎えた第1クォーターの残り5分52秒に富樫勇樹が得点を挙げ、直後にマイケル・パーカーの3ポイントで突き放す。その後も富樫とパーカーの2人で攻撃を組み立て、最初の10分間を23-8で終えた。続く第2クォーターは序盤からパーカー、タイラー・ストーン西村文男が3ポイントシュートなどから連続得点を記録して開始3分2秒で30点をリード。この10分間をわずか9失点に抑える堅守を見せ、攻めては一挙34点を積みあげて前半を終えた。第3クォーターも勢いは止まらず点差を広げると、最終クォーターは仙台に23点を与えたが、96-53で逃げきった。千葉は小野龍猛を除く計11選手が得点を挙げ、チームトップスコアラーの西村は3ポイントシュート6本で18得点をマークした。

【試合結果】
秋田ノーザンハピネッツ 76-85 栃木ブレックス

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 62-82 京都ハンナリーズ

千葉ジェッツ 96-53 仙台89ERS

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