5月13日にB2 PLAYOFFS 2016-17のセミファイナル第1戦が松江市総合体育館で行われ、島根スサノオマジックが広島ドラゴンフライズと対戦した。
リーグ最高勝率でプレーオフに進んだ島根は、2点ビハインドの開始1分43秒に寒竹隼人のアシストから高畠佳介が3ポイントシュートを記録。さらに同2分32秒には寒竹の3ポイントも飛びだし主導権を握ったかに思われたが、この10分間で6つのターンオーバーを犯すなど安定した攻撃を続けることができず、19-16で終えた。
第2クォーターは開始早々に朝山正悟に3ポイントとフリースローを決められ、さらに残り8分23秒の得点を最後に約3分30秒間無得点。それでも、終盤はジョシュ・デービスと山本エドワードの得点で巻き返し、点差は変わらず31-28で前半を折り返した。
第3クォーターは開始40秒にスティールからウェイン・マーシャルが先制点を挙げるも、徐々に点差を詰め寄られ、残り5分47秒には試合をひっくり返される。高畠と寒竹の活躍で2度逆転に成功したが、1点リードの同1分26秒に3ポイントを許し、最終クォーターに突入した。
開始18秒と41秒に安部潤の得点で再びリードを奪った最後の10分間は、この試合で12得点20リバウンド3スティールの活躍を見せたジョシュ・デービスを中心に攻撃を展開。試合終了残り48秒に点差を1点まで縮められたが、その後はフリースローなどから得点を重ね、島根が最終スコア60-55で競り勝った。
【試合結果】
島根スサノオマジック 60-55 広島ドラゴンフライズ