注目の一戦は栃木に軍配、千葉は最終Qの猛攻及ばず

栃木は遠藤祐亮や古川孝敏らがアウトサイドから積極的に攻めこんだ [写真]=B.LEAGUE

 5月13日にB.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2016-17のクォーターファイナル第1戦がブレックスアリーナ宇都宮で行われ、東地区1位の栃木ブレックスがワイルドカード上位千葉ジェッツと対戦した。

 序盤から両チームが点を取り合う展開になると、16-14で迎えた第1クォーター残り1分23秒に古川孝敏が3ポイントシュートを記録。しかしその直後から、原修太に2本のフリースローを決められると、タイラー・ストーンマイケル・パーカーに連続得点を与え、19-20で最初の10分間を終えた。

 続く第2クォーターも開始早々に連続得点を与え千葉のペースで試合が進むかと思われたが、開始1分16秒にライアン・ロシターの得点で3点差に詰め寄り、同1分52秒には古川の3ポイントで同点に追いつく。さらにジェフ・ギブストミー・ブレントンの3ポイントもあり、このクォーターで計21点を積みあげると、守っては相手の得点をわずか12点に抑え、40-32でハーフタイムを迎えた。

 第3クォーターは開始早々にロシターのダンクで勢いづき、3連続得点を記録。さらにその後は古川のこの日3本目となる3ポイントや、ファーストブレイクから渡邉裕規の3ポイントもあり、60-51と点差を広げてこの10分間を終了した。

 勝負の最終クォーターは出遅れ、開始4分28秒に田臥勇太がようやく最初の得点をマーク。すると、原修太の3ポイントやヒルトン・アームストロングのインサイドに苦しみ、試合終了残り1分51秒には2点差まで迫られる。しかし、ロシターのバスケットカウントで再び突き放すと、その後は遠藤祐亮や古川のフリースローで加点し、最終スコア80-73で逃げきった。

【試合結果】
栃木ブレックス 80-73 千葉ジェッツ

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