5月21日にB.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2016-17のセミファイナル第3戦がブレックスアリーナ宇都宮で行われ、栃木ブレックスがシーホース三河と対戦した。前日の第1戦で83-68と白星を挙げたが、第2戦で63-65と敗戦。しかし、5分間前後半の“第3戦”は14-12で勝利し、ファイナル進出を決めた。
第3戦は終始拮抗した展開となったが、ライアン・ロシターが試合を決めた。12-12で迎えた残り6秒にジェフ・ギブスからパスを受けると、迷うことなくドライブで切りこみ、レイアップを沈めてチームを勝利へ導いた。
ロシターは試合後のヒーローインタビューで「とても素晴らしい気持ちです。チームとしてしっかり勝つことができました」と語ると、決勝点を挙げた場面について「第2戦の最後に同じようなシチュエーションがあって外してしまった。なので、最後のタイムアウト時に『俺にボールをくれ』と言った」と明かした。
Bリーグ初代王者を懸けた27日のファイナルは、川崎ブレイブサンダースと激突する。「彼らはNBLのディフェンディングチャンピオンなので、しっかり勝てるように1週間でいい準備をして臨みたい」と意気込みを語った。