5月28日に国立代々木競技場第一体育館でB.LEAGUE B1・B2入替戦 2016-17が行われ、横浜ビー・コルセアーズが広島ドラゴンフライズを相手に74-53で勝利。生き残りを懸けた一戦を制し、B1残留を決めた。
両チームトップの27得点13リバウンドを挙げたジェイソン・ウォッシュバーンは、Bリーグ開幕時から208センチ114キロの体格を活かして攻守に貢献。しかし、2月18日の秋田ノーザンハピネッツ戦から3月19日の大阪エヴェッサ戦まで計9試合を欠場し、チームは1勝8敗と黒星がかさんだ。
Bリーグ元年の最終戦で活躍したウォッシュバーンは、試合後の記者会見で「自分がケガをしたことで、(ジェフリー)パーマーやパプ(ファイパプ月瑠)が40分間試合に出ていることがあった。それ見るたびに、自分がいないことでチームに迷惑を掛けているということを自覚して、モチベーションに変えてリハビリに励んできた」と戦列離脱時の想いを口にし、「コートに戻った時期は自分の中では少し早かったと思うが、それでも自分がいることでパーマーやパプの負担を減らせると思ったので本来の自分の姿ではなくてもプレーしたいと思っていた。まだ100パーセントではないけれども、今日は自分自身のパフォーマンスが出せたのでいい試合になった」と明かした。
さらに、「両チームがとても緊張感を持っていた。広島は僕たちがミスをすることを待っていたと思うが、僕たちがミスを犯さず、相手にアドバンテージを取らせずにインサイドで得点して、他の選手もきちんとイージーショットを決めてくれた」とチームメートを称えた。