京都のアンドリセビッチAC、広島の指揮官に就任「B2優勝を勝ち取る」

広島の新指揮官に就任したアンドリセビッチ氏[写真]=B.LEAGUE

 広島ドラゴンフライズは6月23日、2017-18シーズンを率いる新ヘッドコーチとしてジェイミー・アンドリセビッチ氏と契約合意に達したことを発表した。

 アメリカ出身で現在35歳のアンドリセビッチ氏は、2011-12シーズンにノルウェーリーグのアスカー・エイリアンズBCの指揮官に就任すると、HCの就任初年度としては史上初となる決勝進出を果たし、年間最優秀コーチに選出された。その後は、NBAのDリーグや韓国リーグのKBLでも指揮を執り、2016年12月に京都ハンナリーズのアシスタントコーチに就任した。

 就任が決まった新HCは、クラブの公式HPで「近代バスケットボールで私が最高だと感じている理論、技術、分析を駆使しながら、それを『日本のバスケットボール』にフィットさせ、チームの悲願であるB2優勝・B1昇格を広島のファンのみなさん、そしてチームの全員で共に勝ち取ります!」と意気込みを語った。

 また、来季から広島のゼネラルマネージャーに就任する浦伸嘉氏は「NBAを制覇したウォリアーズのフィロソフィーを受け継ぐアンドリセビッチ氏が最新の緻密なバスケットボールを広島にもたらし、どのようなゲームを披露してくれるのか期待が高まっています」と述べ、「アンドリセビッチ氏はバスケットボールへの情熱にあふれ、若いながらも世界各国での豊富な指導経験を有しています。これまでの3年間で佐古賢一前ヘッドコーチが作り上げたチームをさらに強靭なものにし、B2優勝へ再び挑戦するための最高の準備をしてくれるものと確信しております」と期待を寄せた。

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