クラブ初年度から熊本に在籍の神原裕司、群馬へ移籍「多くの方に来場して頂けるように盛りあげる」

熊本との契約満了に伴い自由交渉選手リストへ公示されていた神原 [写真]=B.LEAGUE

 熊本ヴォルターズは6月28日、神原裕司群馬クレインサンダーズへ移籍することを発表した。

 神原は長崎県出身の27歳で、183センチ75キロのシューティングガード。関西外国語大学を卒業した2012年に兵庫ストークス(現西宮ストークス)へ入団すると、2013年にNBLへ参入した熊本に移籍した。在籍4年目となった今季は、レギュラーシーズンで先発32試合を含む51試合に出場し、409得点(1試合平均8.0得点)134アシスト(同2.6アシスト)をマーク。しかし、1日に、契約満了に伴いBリーグ自由交渉選手リストへ公示された。

 熊本退団が決まった神原は、クラブの公式HPで「この4年間、いろんな人に支えられプレーすることが出来た事に心から感謝しています」とコメント。また、「熊本復興のシンボルとして、ヴォルターズはこれからも皆様に元気になってもらえるよう全力で戦います」とチームの今後に言及し、「熊本県全体、そして熊本ヴォルターズが一歩一歩前に進んでいけるよう心から願っています」と想いを伝えた。

 また、同日、群馬は神原の加入を発表。新天地が決まった神原は「クレインサンダーズでプレーできる事をうれしく思うとともに、私を受け入れてくれた宇留賀(邦明)社長はじめスポンサー様、チームにとても感謝しています」と述べ、来季に向けて「1人でも多くの方に来場して頂けるように盛りあげていきます」と意欲を示した。

 なお、群馬は28日時点で、元仙台89ERS佐藤文哉の獲得に加え、藤原隆充仁平拓海栗原奨太種市幸祐根東裕隆小淵雅中野広大の残留を発表している。

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