富山グラウジーズは7月3日、ボブ・ナッシュヘッドコーチの契約満了を発表した。
【契約満了】このたび富山グラウジーズでは、ボブ・ナッシュHC、ボビー・ナッシュAC、稲葉一政マネージャーとの契約が満了となりましたので、ご報告いたします。https://t.co/QxCsgT20pe#grouses #グラウジーズ #toyama #Bリーグ pic.twitter.com/lEdEHGhmav
— 富山グラウジーズ (@toyamagrouses) July 3, 2017
ナッシュHCはアメリカのコネチカット州出身の66歳で、1972年にNBAドラフト全体9位指名を受けデトロイト・ピストンズに入団した経歴を持つ。1984年に母校ハワイ大学のアシスタントコーチに就任すると、1985年から22年間準HC、2007年から3年間HCを務めた。その後、2010年から埼玉ブロンコスをHCとして1シーズン率い、2012年に富山の指揮官に着任。2014年にはチームをbjリーグファイナルズ進出に導き、また、リーグ準優勝を成し遂げた2016年には最優秀ヘッドコーチ賞に輝いた。
5年間のレギュラーシーズンで計169勝99敗の成績を残したナッシュHCは、クラブの公式HPで「ブースターのみなさまには悲しいご報告となりますが、2016-17シーズンの契約満了をもって、富山グラウジーズを退団することとなりました」と報告。「ブースター、チーム関係者、そして選手たちと共に、時には笑い、時には泣いた、この5年間は私にとってかけがえのない宝物です。5年間という長い時間に渡り、心温まるご声援をいただけましたこと、深く感謝いたします」と想いを述べ、「これからも富山グラウジーズの永きに渡るご成功をお祈りいたします」とコメントした。
なお、クラブは同日、ナッシュHCの息子であるボビー・ナッシュACの契約満了も併せて発表した。