7月26日、都内において、アルバルク東京 2017-18シーズン新体制発表記者会見が行われた。登壇したのは林邦彦社長と新加入のルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチ、京都ハンナリーズから移籍の小島元基、秋田ノーザンハピネッツからレンタル移籍の安藤誓哉、筑波大学からプレーフィールドをBリーグに移した馬場雄大、そして、昨日来日したランデン・ルーカス(カンザス大学出身)だ。
会見の冒頭、今シーズンのチームスローガンが林社長から発表された。
それは「WE」
「アルバルク東京は『I(アイ)』ではなく、ファンの皆さま、スポンサーの皆さま、地域の皆さまとともに『We、私たち』として一丸となって歴史を作っていきたいとの思いが込められています」とのこと。
また、外国籍選手の発表も行われ、ジャワッド・ウィリアムズ(ノースカロライナ大学出身、元JBLレラカムイ北海道、NBAキャバリアーズ他)、アレックス・カーク(ニューメキシコ大出身、元NBAキャバリアーズ他)の2名がロースターに加わることとなった。
日本協会のテクニカルアドバイザーからアルバルク東京の指揮を執ることになったパヴィチェヴィッチHC。「固い、そして強いチームディフェンスが基盤。アグレッシブなディフェンスを心がけたいと思っている。またオフェンスは柔軟性を持ち、スマートにプレーさせたい。ピック&ロールから1対1の合わせで崩していきたいと思っている」とプレースタイルを言及。「来週の月曜日(7月31日)からチーム練習がスタートするが、質の高いトレーニングを行い、いい結果を残したいと思っている。チームで一体感を作ることが大切。目標はリーグ優勝だ」と、意気込みを語った。
注目のルーカスは「スタッツに出ない地道なプレーが僕の持ち味。それをカンザス大でもしてきた。ぜひリバウンドやディフェンスを見てほしい」とアピール。以前は福井市に住んでいたことがあるルーカスは日本語での質問もほとんど理解している模様。「忘れてしまっていることも多いけど、日本での暮らしが長くなればもっと思い出すはず」と、これからの生活を楽しみにしている様子だった。「子どもの頃好きだった食べ物は越前そばとラーメン。好きなアニメはとなりのトトロだったよ」とうれしそうに話してくれた