契約合意から一転、秋田のライオンズが「個人的な理由」で引退を決断

5月29日に契約継続が発表されたレオ・ライオンズ [写真]=B.LEAGUE

 秋田ノーザンハピネッツは7月31日、2017-18シーズンの選手契約に合意していたレオ・ライオンズが現役引退を決意したことにより、契約を解除したことを発表した。

 現在30歳のライオンズは、昨季途中の3月に全州KCCイージスから秋田へ加入。レギュラーシーズンの18試合で284得点(1試合平均15.8得点)132リバウンド(同7.3リバウンド)の活躍を見せた。5月29日に契約合意が発表され、B2リーグを戦う今季も残留することが決まっていた。

 現役引退を決めたライオンズは、クラブをとおして「個人的な理由でプロバスケットボール選手として引退することを決断しました。みなさまには申し訳なく思っています。秋田ノーザンハピネッツの今シーズンのご成功を心から祈っています」とコメントした。

 また、クラブは「バスケットボールの世界から離れ、引退後の目標としていた道に進むことを決めたということです。非常に残念ではありますが、本人の意志を尊重しました」と報告。水野勇気代表は「代わりに獲得する新たな選手とともに1部昇格へ向けてのチームづくりを進めてまいります」と先を見据えた。

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