8月24日にお台場で、関東、関西、東海・北陸、東北の4地区で行われる「B.LEAGUE EARLY CUP 2017」に関する記者会見が行われた。
同会見にはBリーグの大河正明チェアマンに加え、9月1日から3日にかけて船橋アリーナで開催される「KANTO EARLY CUP」出場チームより田中大貴(アルバルク東京)、辻直人(川崎ブレイブサンダース)、広瀬健太(サンロッカーズ渋谷)、湊谷安玲久司朱(横浜ビー・コルセアーズ)が登壇。さらに、試合当日にスペシャルパフォーマンスを披露する「HIDEBOH」、「劇団 HIGUCHI」、「BLUE TOKYO」、「Queen BEAT」も登場した。
大河チェアマンは、Bリーグ初の公式トーナメント戦について「初めての試みで注目が集まる。リーグ戦、天皇杯に続き、3大タイトルのうちの一つとしての位置づけになる」と説明。また、今回は4地区計24チームの出場だが、「近い将来はB1、B2の全チームが参加して、海外のクラブも呼べるようにしたい」と続けた。
1日の初戦は、千葉ジェッツふなばしvs横浜、A東京vsSR渋谷の2試合が組まれている。ルカ・パヴィチェヴィッチ氏を新指揮官に迎え、6名の新加入選手が加わったA東京。日本代表の田中は「第1回大会のタイトルをチームに持ち帰る。新しいスタイルに注目してほしい」と意気込みを語った。対するSR渋谷の広瀬は「強豪ぞろいの大会なので、あまり手の内を見せたくない」と苦笑いしながらも、「一戦必勝で戦う。関東アーリーカップ初代王者の称号を手にしたい」と述べた。
昨季リーグ戦で準優勝に終わり、悔しさを味わった川崎の辻は、「新しい川崎を見せ、初代王者になりたい。けど、優勝賞金が少ないかな……」と口にし、記者団の笑いを誘発。湊谷は「関東を制するものはリーグを制す。がんばりたい」と意欲を示した。