「B.LEAGUE 2017-18 Season TIPOFF Conference」が9月11日に行われ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズから張本天傑が出席した。
張本はチームの現状について、「トランジション・オフェンスとトランジション・ディフェンスを中心に練習しています」とコメント。「走れる若い選手が多いので、リバウンドを取ってからプッシュする、流れの速いスピーディーな展開のバスケットを目指しています」
25歳の張本が述べるように、25歳の中東泰斗、24歳の笹山貴哉、23歳の船生誠也など、有力な若手がそろう名古屋D。一方で、今オフシーズンには、シーホース三河から35歳の柏木真介、琉球ゴールデンキングスから34歳の大宮宏正と、2人のベテラン選手を獲得した。「2人とも優勝の経験を持っています。若手がその経験を吸収することで、いいチームを作りたいと思います」と張本は語り、「昨年の勝率(27勝33敗)を上回って、45勝以上を挙げること」を目標に掲げた。
8月にはレバノンで開催のFIBA ASIAカップ2017に日本代表として参戦。「海外の選手と試合をする中で、『通用するプレー』と『通用しないプレー』があります」と経験を語り、「それを練習からチームメートと話し合って、『こういうプレーをしたら外国籍選手を跳ばすことができる』とか、細かいところを伝えていきたいと思っています」と、世界を視野に入れ抱負を口にした。