元富山AC下地一明氏が新潟U15HCに就任、ユースチーム指導へ

昨季は富山のアシスタントコーチを務めた下地一明氏 [写真]=B.LEAGUE

 新潟アルビレックスBBは9月17日、下地一明氏とU15ヘッドコーチ契約を締結したことを発表した。

 沖縄県出身で現在40歳の下地氏は、中央大学卒業後にOSGフェニックス(現三遠ネオフェニックス)でプレーし、2001年に現役引退。その後は、同チーム、男子日本代表、新潟のアシスタントコーチを経て、富山グラウジーズと埼玉ブロンコスのHCを務めた。2016-17シーズンは、3月から富山のACを担った。

 下地氏はチームの公式HPをとおして「再び新潟の地に戻り、未来を担うジュニア世代の育成という素晴らしい活動に携わらせていただけることを大変光栄に思います。トップチームの下部組織として構成されるジュニアユースチームでは、トップチームへつながる選手育成を目標の一つとし、プロ選手に必要な資質を身につけていけるよう、自分の持っているすべての力を注いで参ります」と意気込みを語った。

 また、代表取締役社長の小菅学氏は、「新潟アルビレックスBBとして、公式ユースチームとなる新潟アルビレックスBBU15の創設は、非常に大切な挑戦となります。下地氏の日本バスケットボール界のトップカテゴリーでの豊富な経験は、このチャレンジには必要不可欠であると考えました。新潟のバスケットボール、そして日本のバスケットボール界を担う選手を輩出すべく、情熱を持った指導育成に期待しております」とコメントした。

 なお、8月1日から3日にかけて大阪府の府民共済SUPERアリーナで行われたB.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2017で、新潟は全15チーム中9位で大会を終えた。

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