茨城の岩下桂太HC、ブザービーターは「積みあげてきたものがつながった」

天皇杯3次ラウンド進出を決めた茨城 [写真提供]=日本バスケットボール協会

 9月16日から18日にかけて「第93回天皇杯・第84回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」の2次ラウンドが開催され、黒部市総合体育センターで中日本エリア男子の2回戦から4回戦が行われた。

 B2リーグ所属の茨城ロボッツは信和建設(兵庫)との3回戦に97-60で快勝。続く金沢武士団との4回戦では、前半に38-44と劣勢に立つも、後半に巻き返し、最後はアンドリュー・ウォーレンのブザービーターで82-81。大接戦を制し、11月25日から開始の3次ラウンド進出を決めた。

 岩下桂太ヘッドコーチはチームの公式HPをとおして、「ブザービーターでの勝利となりましたが、これまで積みあげてきたものが最後の一瞬のシーンにつながったのだと思います」とコメント。一方で、「相手の強みであるトランジションの部分や、ミドルレンジからのシュートを許してしまい、リズムに乗せてしまったシーンがありました。また、何度も同じ選手に同じことをさせてしまったということも課題です。レギュラーシーズンで同じようなことのないように、しっかりと修正していきたいです」と語った。

 なお、茨城は9月30日に、青柳公園市民体育館で岩手ビッグブルズとの開幕戦に臨む。

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