滋賀レイクスターズの田中大地が今季限りで引退へ「すべてを置いていきたい」

28歳の田中が引退を発表 [写真]=B.LEAGUE

 滋賀レイクスターズは10月5日、田中大地が2017-18シーズン限りで現役を引退すると発表した。

 185センチ91キロの田中は現在28歳で、東京成徳大学を卒業。2012年にJBL2所属のデイトリックつくばに加入すると、その後はつくばロボッツ(現茨城ロボッツ)、富山グラウジーズにも在籍した。

 滋賀に移籍した昨シーズンは、左ひざ関節手術を受け20試合を欠場したが、1試合平均3.9得点3.6リバウンドを記録。今季の横浜ビー・コルセアーズとの開幕節では、9月29日に2得点1リバウンド、30日に7リバウンド2スティールを挙げた。

 田中はチームの公式HPをとおして「昨シーズン手術した左ひざのコンディションなどもあり、今シーズンをもちまして、現役を引退することにしました。この最後のシーズンを通じて、今まで応援して支えてくれた方々に恩返しをしていきたいと思います」とコメント。また、「B.LEAGUE2年目、今シーズンはチーム全員が優勝を目指して日々がんばっています。そのいい起爆剤になりたいと思っています。今シーズン、自分の全部を出しきり、コートにすべてを置いていきたいです。シーズン最後まで、滋賀レイクスターズと田中大地をどうぞよろしくお願い致します」と語った。

 球団代表兼ゼネラルマネージャーの坂井信介氏は、「最近になって本人から決断を聞き、大変驚き、残念ではありますが、本人の強い意志を尊重したいと思います。彼の最後のシーズンを、彼とともに戦い、クラブとしても成功をつかみ取るシーズンにしたいと思います」と話した。

 なお、滋賀は10月7日と8日に、ウカルちゃんアリーナで川崎ブレイブサンダースとのホーム開幕節に臨む。

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