開幕連勝スタートを切った4チームのうち、千葉ジェッツと京都ハンナリーズは今節直接対決(1勝1敗)。そして残る2チーム、アルバルク東京と新潟アルビレックスBBも今節激突する。
A東京は大阪エヴェッサを連破。1戦目は21点差の快勝だったが、2ケタ得点に達した4人が全てインサイドの選手であり、3ポイントも2本しか成功しておらず、内外のバランスは取れていなかった。一転して2戦目は田中大貴が14得点、安藤誓哉が10得点とバランス面は改善されたが、試合自体はロースコアで競った展開になった。
新潟は島根スサノオマジックを相手に、1戦目は序盤こそリードされたものの、その後はダバンテ・ガードナーのローポストを軸に主導権を握って勝利。2戦目は出だしからディフェンスの強度を上げて島根を圧倒した。昨季の反省点の1つだった日本人選手の得点力についても、鵜澤潤と城宝匡史の加入効果がすぐに表れた形だ。
インサイドの強いA東京に対して、新潟はガードナー以外のインサイド選手のハッスルが必要。シュート力だけでなくオフェンスリバウンドでも貢献できる鵜澤に加え、前節2戦目のロケットスタートで役割を果たしたジャレッド・バーグレンにも期待したい。