開幕戦以来の勝利を挙げた名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、笹山貴哉「出だしがすべてだった」

司令塔としてチームをけん引した笹山[写真]=B.LEAGUE

 10月21日、愛知県体育館でB1リーグ第4節第1戦が行われ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ三遠ネオフェニックスと対戦。

 試合は、開始直後から名古屋Dが11-0のランを作り主導権を握ると、前半だけで23点リードを奪う。後半に入ると、相手の猛追を受け試合終了間際に同点とされたが、直後に笹山貴哉のアシストからジェロウム・ティルマンジャスティン・バーレルの連続得点で逆転は許さず、89-81で勝利した。

 9月29日に行われた川崎ブレイブサンダースとの開幕戦以来の白星に加え、7戦目にしてホーム初勝利を挙げた名古屋D。この試合で12得点6アシストを挙げた司令塔の笹山貴哉は試合後、「第1クォーターの出だしがすべてだった。自分たちの勝ちたいという気持ちが全面的に出ていた」と勝因を分析し、「今までは誰か一人がボールを持つとその人に頼ってしまう場面が多かったが、今日は全員でボールをシェアして攻めれるように意識して、それがいい方法につながった」と振り返った。

 また、追いあげられた場面でも、得点やアシストを決めチームをけん引した笹山。「今までは周りに頼っていた部分があったので、今日は自分を出していこうと思って攻めた」と明かし、「これからは自分で攻めつつも周りを活かすという折り合いをつけて、大事な局面でも自分がしっかりコントロールしてチームを勝たせたい」とさらなる飛躍を誓った。

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