サンロッカーズ渋谷が最終Qに逆転して白星、レバンガ北海道は今季初の同一カード連敗

最終クォーターに試合を決定づける3ポイントを沈めた長谷川智也 [写真]=B.LEAGUE

 11月14日に北海きたえーるでB1リーグ第8節第2戦が行われ、レバンガ北海道サンロッカーズ渋谷が対戦した。

 前日の第1戦で67-77の敗戦を喫した北海道は伊藤大司を先発に抜てきし、関野剛平ダニエル・ミラー桜井良太野口大介の5人でスタート。5連勝を目指すSR渋谷は第1戦と同じ満原優樹ロバート・サクレ長谷川智也広瀬健太山内盛久がスターティングファイブに名を連ねた。

 試合は開始早々に関野が3ポイントシュートで先取点を挙げると、桜井、野口も得点をマーク。北海道が序盤のペースを握ったかに思われたが、ターンオーバーなどのミスでリズムに乗りきれない。しかし、10-10で迎えた残り3分8秒から野口、多嶋朝飛マーク・トラソリーニが連続得点を記録し、19-13で最初の10分間を終了した。

今季最多16得点を挙げた関野剛平 [写真]=B.LEAGUE

 ともにオンザコート2で臨んだ第2クォーターは、SR渋谷が序盤に勢いづく。ジョシュ・ハレルソンが2本のフリースローを決めると、山内とハレルソンが3ポイントを沈めて21-21。SR渋谷が拮抗したゲーム展開に持ちこんだが、北海道はトラソリーニ、牧全、関野の連続得点などで点差を広げた。

 40-31で迎えた第3クォーターは、両チームともにディフェンスが光る展開。ビハインドを背負うSR渋谷は長谷川が6得点、満原が5得点の計11得点を積みあげ、わずかに点差を縮めた。

アウトサイドでの活躍も目立った満原 [写真]=B.LEAGUE

 最後の10分間はSR渋谷が猛攻を仕掛ける。開始1分17秒に長谷川が3ポイントを決めると、立て続けにサクレや広瀬、ハレルソンが得点を挙げて試合終了残り1分57秒に逆転に成功。直後に2ポイントを与えたが、サクレの得点で試合を再びひっくり返し、同28秒に長谷川が試合を決定づける3ポイントを沈めて勝負あり。最終クォーターで逆転したSR渋谷が60-66で激戦を制した。敗れた北海道は、今シーズン初めて同一カードで連敗を喫する結果となった。

【試合結果】
レバンガ北海道 60-66 サンロッカーズ渋谷(@北海きたえーる)
北海道|19|21|10|10|=60
SR渋谷|13|18|11|24|=66

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