11月19日に富山市総合体育館でB1リーグ第9節第2戦が行われ、川崎ブレイブサンダースが富山グラウジーズと対戦した。
前日の第1戦で82-91の敗戦を喫した川崎だったが、第1戦は第1クォーターからエンジン全開。長谷川技が開始早々に3ポイントシュートを決めると、いずれもスタメンのニック・ファジーカス、ジョシュ・デービス、辻直人、藤井祐眞が立て続けに得点を重ね、第1クォーター開始3分50秒で12-4と8点のリードを奪う。さらに、途中出場のジュフ・バンバ、小澤智将、篠山竜青の活躍もあり、29-17で最初の10分間を終えた。
第2クォーターも川崎ペースで試合が進む。篠山が開始32秒に2本のフリースローを沈めると、直後に谷口光貴が2連続得点を記録。しかし、終盤になると富山に押しこまれる時間が続き、大塚裕土の3ポイント、ドリュー・ヴァイニーの得点などで計19失点を喫し、47-36でハーフタイムを迎えた。
第3クォーターは岡田優に12得点、ドリュー・ヴァイニーに10得点を与えるなど計26失点。攻めてはニック・ファジーカスの10得点など計20点を積みあげ、何とかリードのまま67-62で終了した。
最後の10分間は84-82で迎えた試合終了残り38秒に篠山のレイアップで突き放したが、同24秒に3ポイントを決められる。直後にタイムアウトを取って試合を落ち着かせると、最後は辻が2本のフリースローを沈めて勝負あり。後半に追いあげられながらも逃げきった川崎が88-85で試合を制し、第1戦のリベンジに成功した。
【試合結果】
富山グラウジーズ 85-88 川崎ブレイブサンダース(@富山市総合体育館)
富山|17|19|26|23|=85
川崎|29|18|20|21|=88