サンロッカーズ渋谷がユースチーム設立を発表、2018年4月から始動へ

國學院大學渋谷キャンパスおよび國學院高校を中心に活動する

 サンロッカーズ渋谷は12月4日、U15とU12のユースチーム設立を発表。同日、國學院大學にて記者会見を実施した。

 Bリーグでは、B1ライセンス付与条件の一つとして2018年の4月よりU15の保有を義務づけている。SR渋谷は同年3月にトライアウトを実施し、翌月から始動予定。東京都渋谷区を活動拠点とし、國學院大學渋谷キャンパスと國學院高校を中心に活動する。活動理念と方針は「渋谷から世界で活躍する選手を育てる」、「渋谷を中心に東京都全体の競技力向上のサポート」。NBAを中心に活躍するスキルコーチのデイビッド・ナース氏がアドバイザリーコーチに就任し、「bj ACADEMY Jr.YOUTH」でヘッドコーチを務める木村一明氏が指揮官の役に就いた。

 SR渋谷の岡博章社長は、現在千葉県柏市で活動するトップチームの練習場も「渋谷区に持っていきたい」と明かし、「(ユースチームが)素晴らしい環境で練習させてもらえることに感謝」とコメント。また、3年後には、U15の選手たちがU18として活動していくことも想定しているという。

 長谷部健渋谷区長も、SR渋谷の新たな取り組みについて言及。「新たな試みが成功することを後押ししたい。渋谷区を中心に、区民だけでなく、多くの子どもたちに開かれた育成機会を創出し、スポーツ振興がこれまでの義務教育の範囲を飛びだして行われることに意義がある」

 なお、U15チームは毎週土曜日と日曜日の16時から21時にかけて活動予定。トライアウトを合格した、各学年6名から7名の計20名程度が所属し、Bリーグ主催のBクラブ大会、「BASKETBALL JAPAN CUP」などに参加する。

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