出だしの守備で圧倒した琉球ゴールデンキングス、約1カ月ぶりのホーム戦で16点差快勝

西宮に快勝した琉球は10連勝を達成[写真]=B.LEAGUE

 琉球ゴールデンキングスが、11月19日以来となる約1カ月ぶりのホームゲームを16点差の快勝で飾った。

 12月16日、西宮ストークスを本拠地の沖縄市体育館に迎え撃ったB1リーグ第12節第1戦。佐々宜央ヘッドコーチが「出だしのディフェンスが激しくでき、余裕を持った展開で試合ができた」と振り返ったとおり、試合開始2分37秒間を無失点に抑え、第1クォーターで23−9と圧倒した。

 続く第2クォーターはドゥレイロン・バーンズに13得点を与えるなど16−23。しかし、後半開始約3分間で15−2のランを作ると、その後は終始10点差以上のリードを保って84−68で試合を締めくくった。岸本隆一の5本を筆頭に、田代直希須田侑太郎がともに2本、石崎巧二ノ宮康平津山尚大がいずれも1本と、チーム全体で12本の3ポイントシュートを成功。久しぶりのホームゲームに集まった3594人の観客を大いに沸かせた。

[写真]=B.LEAGUE

 しかし、10連勝達成に対して「(連勝の)感覚は全くない」と佐々HC。「良くないところは明日(第2戦)成長しなければいけない。もっともっと上のチームはいるので、危機感を持ってやっていきたい」と続け、「選手たちは、慢心にはならないはず。チーム内の競争が激しいことはいいこと。1つのミスで試合に出れなくなったりする。もう少し、40分間戦えるチームにしたい」と先を見据えた。

 一方、敗れた西宮の髙橋哲也HCは「(チームとして)やろうとしていることが実行できていない」と総括。具体的にはアウトサイドシュートの本数を増やすこと、ペースを上げることができなかったようで、「(明日は)それを実現できば違った結果になると思う」と、リベンジに向けて意欲を示した。

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