上田氏契約解除の岩手ビッグブルズ、元ベトナム代表指揮官が新HCに就任

 岩手ビッグブルズは1月10日、ドンテ・ヒル氏と2017-18シーズンのヘッドコーチ契約を締結したと発表。クラブは12月27日、上田康徳HCとの契約を解除していた。

 ヒル新HCはアメリカ出身の39歳。2013年につくばロボッツ(現茨城ロボッツ)の指揮官に就任し、2015年からベトナムリーグのクラブで指揮を執った。2016年には同リーグで優勝を果たし、2017年は同国代表のHCを務めた。

 ヒル新HCはクラブの公式HPをとおして「岩手ビッグブルズの一員になることができて非常に興奮しています。残りのシーズンを選手、クラブの皆さんと一緒に働くことをとても楽しみにしています」と述べ、「クラブは多くの情熱と誇りを持っており、岩手県のバスケットボールを高いレベルへと導くことができます。リーダーとして、ファンの皆様からの励ましやサポート、情熱を受けながら、毎日を選手やクラブと一緒に働くことも楽しみにしています。この2018年が岩手ビッグブルズにとってより良い年になるように、そしてこのようなチャンスをもらえたことに感謝しています」と意気込みを語った。

 なお、クラブは第15節終了時点で、東地区最下位となる2勝26敗。20日、21日は敵地で秋田ノーザンハピネッツと対戦する。

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