島根スサノオマジックがストーンの選手契約を解除、クラブGM「チームを最優先にした決断」

GMはストーン退団理由を「チーム規律に対して繰り返し警告をしたものの改善がなかった」と説明 [写真]=B.LEAGUE

 島根スサノオマジックは2月2日、双方合意の上でタイラー・ストーンとの選手契約を解除したと発表した。

 現在26歳のストーンは、2016-17シーズンに在籍した千葉ジェッツでBリーグベストシックスマン賞を受賞。契約満了に伴いイスラエルのクラブに移籍したが、2017年11月30日に島根への加入が発表された。第17節を終え、15試合で217得点(1試合平均14.5得点)91リバウンド(同6.1リバウンド)を記録していた。

 同選手は退団に際し、クラブの公式HPをとおして「松江で私を応援してくれたファンとサポーターに感謝したいと思います。またコーチングスタッフ、フロントスタッフが与えてくれた機会とサポートに感謝しています。ありがとうございました!」と話した。

 また、クラブは同日、龍岩正憲球団代表、末松勇人ゼネラルマネージャーのコメントも発表し、契約解除に至った経緯を説明した。

「この度タイラー・ストーン選手と双方合意の上、契約解除となりました。球団より彼に対し、チームで戦うための改善要望を幾度と行いましたが、改善に至らず、誠に遺憾ながら契約解除の決断を致しました。ここまで15試合を島根スサノオマジックのために共に戦ってくれたストーン選手のチーム貢献に感謝しております。今後のストーン選手のご活躍を心から祈念致します。皆様にはご理解の上、引き続き応援いただけますようお願い申し上げます」(龍岩球団代表)

「この度、タイラー・ストーン選手と双方合意で契約解除することとなりました。島根の上位浮上に欠かせない選手の一人であったことは間違いないですが、チーム規律に対して繰り返し警告をしたものの、改善がなされませんでした。これから選手も入れ換えができない時期に差し掛かる中、チームで戦うことを最優先にした決断であることを理解して頂きたいと思います。今週末は、外国籍選手2名で戦うことにはなりますが、クラブとしてその覚悟(リスク)を踏まえた上での判断であること、またそこまで厳しい状況に置かれていることが事実です。結果がすべてですので、この判断の重みをチームとして感じ、奮起していきたいと思います」(末松GM)

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