東地区首位のアルバルク東京と2位千葉ジェッツの直接対決第3ラウンド。第15節の対戦ではA東京が連勝しており、対戦成績はA東京の3勝1敗。ホームの千葉は是が非でも連勝したいところだ。
前節の千葉は富山グラウジーズに連勝。1戦目は点の取り合いになったが、2ポイント成功率が8割近くにのぼり、フリースローでも22点を積みあげたことで勝ちきった。90失点は反省材料だが、2戦目はその教訓を活かして相手を65点に抑えている。
一方、A東京は川崎ブレイブサンダースとの1戦目で29点差という思いもよらぬ大敗。第1クォーターに35失点とディフェンスを崩され、オフェンスも65得点止まり。しかし2戦目は逆にディフェンスで川崎を54得点に封じこめ、32点差と完璧にリベンジした。小島元基を欠く中、フェイスガード着用で強行出場した安藤誓哉が11得点4アシストで貢献。このところ精彩を欠いていたジャワッド・ウィリアムズも2戦連続2ケタ得点で復調の兆しを見せた。
千葉は対戦成績でリードされているものの、得失点差はプラス7。連勝すればついに地区首位に立つ。過去4度の対戦をすべて欠場している田中大貴をどう守るかが最大のポイントだ。
文=吉川哲彦