川崎ブレイブサンダースが最大21点差を逆転、レバンガ北海道を5点差で撃破

第2Qの苦しい場面で6得点をマークした川崎の鎌田[写真]=B.LEAGUE

 2月16日、川崎市とどろきアリーナでB1リーグ第20節第1戦が行われ、東地区3位の川崎ブレイブサンダースが同地区6位のレバンガ北海道を迎え撃った。

 ホームの川崎は、試合開始から2本の3ポイントとバスケットカウントを与えると、開始3分53秒には折茂武彦に3ポイントを決められ、6-16と出鼻をくじかれる。すると、この10分間で計5本の3ポイントを浴びせられるなど、18-29といきなり11点ビハインドを背負った。

 続く第2クォーターも序盤から失点を重ねると、残り4分13秒から3連続失点を喫し、残り3分9秒時点でこの試合最大となる21点差とされる。その後は鎌田裕也が得点を伸ばしたが、36-50で前半を終えた。

[写真]=B.LEAGUE

 しかし、第3クォーターに入ると川崎が反撃を開始する。開始約6分間は、互いにミスを重ね得点が伸び悩んだが、残り3分20秒から藤井祐眞が2本の3ポイントを含む10得点を挙げる活躍を見せる。同クォーターを18-9とし、5点差まで追いあげた。

 54-59で迎えた最後の10分間は、開始1分17秒から藤井、ジョシュ・デービスニック・ファジーカスが連続得点を挙げ逆転に成功。同3分54秒からはファジーカス、デービスが立て続けに得点を奪って69-64と一歩抜けだす。しかし、北海道も粘りを見せ、試合終了残り1分16秒時点で2点差まで詰められたが、ファジーカスのジャンプショット、藤井のフリースローで点差を広げ、最終スコア77-72で試合終了。川崎はファジーカスが30得点12リバウンドを記録した他、藤井が17得点をマークして逆転勝利の原動力となった。
 
【試合結果】
川崎ブレイブサンダース 77-72 レバンガ北海道(@川崎市とどろきアリーナ)
川 崎|18|18|18|23|=77
北海道|29|21|9|13|=72

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