2月16日、B1リーグ第20節第1戦が川崎市とどろきアリーナで行われ、東地区6位のレバンガ北海道が同地区3位の川崎ブレイブサンダースと対戦した。
敵地での対戦となった北海道だったが、序盤から折茂武彦、野口大介を中心に3ポイントの雨を降らせ、50-36の14点リードで前半を終えた。しかし、後半に入ると流れは一変。川崎が藤井祐眞を中心に高い運動量で追いあげを見せると、第4クォーターで試合をひっくり返される。再逆転を目指した北海道だったが、あと一歩及ばず、最終スコア72-77に終わり、惜しくも勝ちきることはできなかった。
前半だけで11得点を挙げ、“ストレッチ・フォー”として序盤のボールムーブに貢献した野口は、会見場に姿を見せると「前半は気持ちいいくらいボールが回って、良いディフェンスから速攻も出せたんですが、後半は相手のプレッシャーに負けてミスから速攻を決められてしまいました。そういったところが僕らの弱さだと思います」と悔しさをにじませた。
それでも、「まだまだ発展途上ですが、だんだん監督が考えている全員バスケが浸透してきている」と一定の手応えを口にし、悲願のチャンピオンシップ出場へ向けて前を向いた。