ドーソンがサンロッカーズ渋谷を途中退団、2季ぶりのNBA復帰を目指す

負傷離脱の影響もあり、SR渋谷では10試合の出場にとどまったブランデン・ドーソン [写真]=B.LEAGUE

 サンロッカーズ渋谷は2月23日、双方合意の上でブランデン・ドーソンとの契約を解除。クラブは「選手本人のNBA復帰に向けた意思が強く、その意思を尊重いたしました」と説明している。

 現在25歳のドーソンは、198センチ102キロのスモールフォワード兼パワーフォワード。2015年のNBAドラフトでニューオーリンズ・ペリカンズから2巡目56位で指名され、ロサンゼルス・クリッパーズへトレードされた。2015-16シーズン、同クラブで6試合に出場して5得点4リバウンドを記録。2016年7月に解雇されると、Dリーグ(現Gリーグ)のエリー・ベイホークス、イスラエル1部リーグのハポエル・テルアビブを渡り歩いた。

 SR渋谷には今季から所属。開幕直後、ケガの影響でインジュアリーリストに登録され、1月20日の試合で復帰を果たした。第20節を終え、10試合の出場で66得点(1試合平均6.6得点)29リバウンド(同2.9リバウンド)を記録していた。

 同選手はクラブの公式HPをとおして「サンロッカーズ渋谷のフロント、スタッフの皆さん、チームメイト、そして素晴らしいファンの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。日本でプレーをすることは素晴らしい経験でした。チームを離れるということは本当に難しい決断ではあったのですが、NBAへ再びもどるチャレンジをすることにしました」と明かし、「サンロッカーズの皆さんの後半戦の躍進を願っています。Go Sunrockers!」とメッセージを送った。

モバイルバージョンを終了