青森ワッツが新チーム体制を発表、元日本代表指揮官の倉石平氏がアドバイザーに就任

 青森ワッツは2月27日、北谷稔行氏とのヘッドコーチ契約を締結したと発表。クラブは26日、佐藤信長HCとの契約を解除していた。

 青森県出身で現在37歳の北谷新HCは、弘前実業高校から拓殖大学に進み、1999年の全日本大学バスケットボール選手権大会で準優勝を経験。同大卒業後も競技を続けると、2016年から2年連続で3x3日本選手権に出場し、3位入賞を果たした。クラブによると、バスケットボールの指導歴はないという。

 また、クラブは同日、倉石平氏のチームアドバイザー就任、ジョセフ・バートンの副キャプテン就任を併せて発表した。現在61歳の倉石氏は現役時代に日本代表として活躍し、引退後、熊谷組、大和証券、日立(現サンロッカーズ渋谷)、日本代表などでHCを歴任。バートンはアメリカ出身の27歳で、第20節を終えてチームトップとなる1試合平均18.5得点9.6リバウンド5.5アシストを記録している。

 なお、クラブは第20節終了時点で東地区5位となる9勝29敗。3月3日、4日にはホームの八戸市東体育館で西地区2位の熊本ヴォルターズと対戦する。

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