3月4日に富山市総合体育館でB1リーグ第21節第2戦が行われ、同一カード連勝を狙う名古屋ダイヤモンドドルフィンズが富山グラウジーズに挑んだ。
試合は5-5で迎えた第1クォーター開始2分22秒にジャスティン・バーレルが得点を挙げると、直後に笹山貴哉が3ポイントシュートをマーク。その後もリードの時間が続くが、残り4分7秒を最後に得点が伸びず、逆に4連続失点を喫し、18-17で最初の10分間を終えた。
安藤周人の3ポイントで幸先良く先制した第2クォーターだったが、相手に主導権を握られる。開始1分15秒からクリント・チャップマン、デクスター・ピットマン、大塚裕土に立て続けに得点を与え、同4分54秒の時点で21-30。笹山の3ポイント2本などで一矢報いるも、31-34とビハインドでハーフタイムに突入した。
第3クォーターも安藤の3ポイントでスタート。すると、38-42で迎えた開始3分42秒から安藤が2本の長距離砲を沈め、44-42と逆転に成功する。直後に追いつかれるも再びリードを奪い返すと、終了間際には張本天傑がジャンプショットを決め、56-53で最終クォーターを迎えた。
クレイグ・ブラッキンズが2本のフリースローを沈めて始まった第4クォーターは、開始11秒から同4分23秒まで無得点。ビハインドを背負う形となったが、藤永佳昭の3ポイント、中東泰斗のジャンプショット、ブラッキンズの3ポイントで再び相手を突き放す。すると、残り約2分間は無失点に抑えきり、名古屋Dが80-68で勝利を収めた。一方の富山は8連敗と苦しんでいる。
【試合結果】
富山グラウジーズ 68-80 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(@富山市総合体育館)
富 山|17|17|19|15|=68
名古屋D|18|13|25|24|=80