2017.10.16

安藤周人が青山学院記念館に凱旋、母校での試合は「変な感じだった」

青山学院大学から名古屋ダイヤモンドドルフィンズへ入団した安藤 [写真]=B.LEAGUE
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 名古屋ダイヤモンドドルフィンズのルーキー、安藤周人がプロとして初めて青山学院記念館のコートに立った。

 10月14日、15日に同会場で開催されたB1リーグ第3節で、名古屋Dがサンロッカーズ渋谷と激突。第1戦は最終クォーターに攻めこまれて81-87で敗れ、第2戦は後半に失速して65-77の黒星を喫した。

 安藤自身も1戦目で今季最多18得点を挙げたものの、2戦目は3ポイントシュート1本のみの3得点。「1日目に活躍すると、相手はスカウティングして守り方を変えることがある。昨日(第1戦)はピック&ロールを使って1対1できたが、今日(第2戦)はそこを修正され、ペイントエリアに固まって1対1されないようにしてきた」と振り返りつつ、「それを自分がどうやって打開していくか学んでいかないといけない」と、課題を挙げた。

第1戦、第2戦のプレーの波を課題に挙げた安藤 [写真]=B.LEAGUE

 また、第2戦は試合開始3分39秒に2つ目のファウルを犯したことも痛かった。やや厳しい判定だったが、「審判は絶対。自分が間違ったことをしているので、そこを修正するのは簡単なこと。リズムの作り方を考えさせられるゲームだった」

 両親や青山学院大学バスケットボール部の同期、同校の友だちも観戦に訪れた母校での一戦。安藤は「あまり緊張していなかった」と述べたが、「ゴールの位置が違い、いろいろな設営がされて雰囲気も違った。(青山学院大のスクールカラーは)緑なのにと思って。少し変な感じでやりづらかった」と言及した。

 昨シーズンは特別指定選手として計21試合に出場し、今季は開幕戦から6試合連続で先発を任されている23歳。Bリーグ2シーズン目の新人賞候補の一人にも挙げられるが、「同い年のいい選手や、馬場(雄大/アルバルク東京)くんもいるので……」と控え目に語りながらも、「彼らにも引きを取らないような選手になって、『安藤を抑えるのは大変』、『あいつにボールを持たせたくない』と思われるような選手になりたい」と決意を口にした。

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