3月18日に豊橋市総合体育館で行われたB1リーグ第23節第2戦の三遠ネオフェニックスvs新潟アルビレックスBBで、新潟に所属する37歳の五十嵐圭が個人通算6000得点を達成した。
第22節終了時点で通算5989得点を挙げていた五十嵐は、第23節第1戦で4得点をマーク。記録達成まで7点に迫った第2戦は、第1クォーターの残り4分23秒にラモント・ハミルトンのジャンプショットが決まると、同3分35秒と同3分11秒に五十嵐が3ポイントシュートを沈めた。直後に今村佳太のフリースローで10-0のランに成功した新潟は、20-14で迎えた同1分51秒に五十嵐が3本目の3ポイントを記録。最初の10分間で通算6000得点の快挙を成し遂げた背番号7は、試合をとおして23得点6アシストを挙げ、チームを85-73の勝利に導いた。
新潟県出身の五十嵐は、180センチ70キロのポイントガード。北陸高校、中央大学を経て、2003年に日立サンロッカーズ(現サンロッカーズ渋谷)でキャリアをスタートさせた。6シーズンにわたってプレーした後、トヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京)に1シーズン、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ(現名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)に6シーズン在籍。Bリーグ発足の2016年に地元クラブへ移籍し、キャリア15シーズン目の今季は第23節終了時点で493得点(1試合平均11.2得点)248アシスト(同5.6アシスト)を記録している。
なお、五十嵐は第18節第1戦の横浜ビー・コルセアーズ戦でキャリア通算2000アシストを、第20節第1戦の名古屋D戦でB1通算1000得点を達成している。