3月25日に彦根市民体育センターでB1リーグ第24節第2戦が行われ、15連敗で西地区最下位に沈む西宮ストークスが同地区4位の滋賀レイクスターズと対戦した。
第1クォーター、5点を先制される苦しい立ちあがりとなったが、開始1分29秒からハーバート・ヒルがチーム初得点を挙げると、岡田優、道原紀晃の3連続得点を記録。残り5分頃から再び差を広げられたが、同3分11秒から梁川禎浩、キャメロン・リドリーのバスケットカウントなどで食らいつき、17-20で終えた。
第2クォーターは並里成、長谷川智伸の連続3ポイントを浴び、残り4分20秒時点で23-30とされる。同2分58秒から松崎賢人の3ポイント、ヒルの連続得点でリードするも、終了間際にベンキー・ジョイスにジャンプショットを許し、34-36で前半を折り返した。
第3クォーターは、開始早々から点を取り合うシーソーゲームとなる。しかし、3点ビハインドの残り2分にリドリーのダンクが決まると、谷直樹の3ポイント、再びリドリーがインサイドから加点し、57-53の4点差で同クォーターを終えた。
最終クォーターもリードチェンジを繰り返す拮抗した好ゲームが繰り広げられるも、試合終了残り5分を切った時点で65-62とする。同4分1秒に谷の3ポイント、同3分12秒にリドリーのジャンプショットで4点差としたが、滋賀も粘りを見せすぐさま2点差に戻される。それでも、同1分23秒に道原紀晃が与えられたフリースローをものにして72-68とすると、同52秒に谷がスティールを決めて相手の攻撃を防ぐ。そのままリードを守りきり、最終スコア76―70でタイムアップ。西宮はヒルがゲームハイの23得点挙げてチームをけん引し、1月21日の第16節第2戦以来となる約2カ月ぶりの白星を獲得した。
【試合結果】
滋賀レイクスターズ 70-76 西宮ストークス(@彦根市民体育センター)
滋賀|20|16|17|17|=70
西宮|17|17|23|19|=76