3月25日、石垣市総合体育館でB1リーグ第24節が行われ、第1戦に敗れた琉球ゴールデンキングスが富山グラウジーズとの第2戦に臨んだ。
先制された琉球だったが、試合開始1分12秒から田代直希の3ポイントが決まると、ハッサン・マーティンのジャンプショット、古川孝敏にも3ポイントが飛び出しリードを奪う。中盤にはアイラ・ブラウンが2本の3ポイントを含む8得点を挙げて、最初の10分間で29-15と相手を突き放した。
第2クォーター開始早々、デクスター・ピットマン、大塚裕土に決められ点差を詰められたが、タイムアウトを挟んで再び2ケタ点差に戻す。すると、開始2分53秒からマーティンの得点を皮切りに10-0のランを見せる。残り4分10秒からは3ポイントとバスケットカウントを許したが、前半を16点リードでを折り返した。
第3クォーターも互いに点を取り合ったが、マーティンとブラウンのインサイド、岸本隆一と田代の3ポイントなど内外バランス良く得点を積みあげる。この10分間も相手を上回る計20得点で、68-50で最終クォーターへ。
このまま逃げきりたい琉球だったが、最後の10分間は立ちあがりから攻めこまれ、開始約3分間で一気に9点差まで追いあげられる。その後は古川、マーティン、田代の得点で盛り返したが、ピットマン、クリント・チャップマンを止められず試合終了残り2分48秒時点で84-76。それでも、同1分11秒に二ノ宮康平が勝利を手繰り寄せる3ポイントを沈め、最後スコア92-80で試合を制し、今季35勝目を挙げた。
【試合結果】
琉球ゴールデンキングス 92-80 富山グラウジーズ(@石垣市総合体育館)
琉球|29|19|20|24|=92
富山|15|17|18|30|=80