15連勝で中地区優勝を決めたシーホース三河、比江島慎「どこよりも優勝に懸ける想いが違う」

地区優勝を決め、CSへ向けて意気込みを述べた比江島[写真]=B.LEAGUE

 3月28日、ウィングアリーナ刈谷でB1リーグ第25節が行われ、ホームのシーホース三河名古屋ダイヤモンドドルフィンズを迎え撃った。この試合で勝利すれば中地区優勝が決まる三河は、第4クォーターの最大17点ビハインドを追いつき、オーバーゲームの末に91-90で激闘を制した。

 エースとしてチームをけん引し続ける比江島慎は、試合後のインタビューにて「15連勝が懸かっていたこの試合でいい試合ができたのは良かった」と、まずは目の前の勝利にホッとした様子。約36分間の出場で計13得点6アシストという自身の出来に関しては、「正直第4クォーターまで自分らしいプレーができていなかった。何とか流れを変えたいと思っていたので、チームに勢いを与えられるプレーができたので良かった」と、第4クォーターだけで9得点を挙げた内容に一定の手応えを感じていた。

 最速で西地区を制した昨季に続き、今シーズンもB1一番乗りで地区制覇を決めた三河。「去年より成長をしっかり感じられた。三河らしいプレーをして勝ちきるという試合が多かったので、今年の地区優勝の方が嬉しい」と比江島は語る。

 最後に今後の意気込みを問われたエースは「今年こそは全体1位を獲って、このウィングアリーナでプレーオフをやるというのが最大の目標。去年悔しい負け方をした分、どこのチームよりも今年は優勝に懸ける想いが違う。自分も今年こそは優勝したい」と力強く答えた。

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