4月8日、各地でB1リーグ第27節第2戦が行われ、富山市総合体育館では富山グラウジーズが三遠ネオフェニックスと対戦した。
第1戦のリベンジを狙う富山は、第1クォーター開始29秒に大塚裕土、同1分15秒と同1分42秒に宇都直輝の得点で6-0の立ちあがり。その後は、宇都、サム・ウィラード、水戸健史を中心に攻撃を組み立てたが、岡田慎吾を中心とした三遠の追いあげに遭う。終了間際に岡田にジャンパーを決められ、21-21の同点でこのクォーターを終えた。
第2クォーターは開始32秒と同1分4秒にスコット・モリソン、同1分28秒にウェンデル・ホワイトの連続得点で4点のビハインド。デクスター・ピットマン、クリント・チャップマンら外国籍選手がインサイドで奮闘し、三遠に食い下がった。
38-43の5点ビハインドでスタートした第3クォーターは、開始29秒と同1分に大塚、同1分43秒に宇都の得点で1点差まで肉薄。しかし、同3分36秒から立て続けに失点を喫して11点差まで広げられると、リードを奪い返せないまま60-67でこの10分間を終えた。
7点ビハインドの最終10分間は、開始8秒に宇都がレイアップを決めると、開始37秒と同1分15秒に大塚の得点で同点に追いつく。さらに、同3分4秒に宇都が勝ち越しのレイアップを挙げ、大塚もフリースローで加点。その後、ハードなディフェンスでリードを保ち、81-72で第1戦のリベンジに成功した。宇都が26得点9アシスト、大塚が17得点で攻撃を引っ張り、チームの勝利に貢献した。
【試合結果】
富山グラウジーズ 81-72 三遠ネオフェニックス(@富山市総合体育館)
富山|21|17|22|21|=81
三遠|21|22|24|5|=72