4月14日、千葉ジェッツに所属する30歳の小野龍猛が、キャリア8季目で個人通算3000得点を達成した。
記録達成まで4点に迫っていた小野は、同日に船橋アリーナで行われた西宮ストークスとのB1リーグ第28節第1戦に先発出場。第1クォーターで2得点を挙げると、第2クォーターの開始2分3秒に記念弾となるジャンプショットを沈めた。チームはその後も試合を優位に進め、最終スコア106-76で快勝を収めた。
3本の3ポイントシュートを含む13得点に加え、7アシストをマークした小野は「チームが勝つことを第一に考えていた。勝利(試合)で3000点を達成できて良かった。通過点だと思う」と話す。チームとしては今季7度目の100点ゲーム。アシスト役に回ることも多い小野は「バランスよく点が取れている」ことを評価し、「しっかりとボールを回し、誰に打たせたいのかが明確になっている。チームとしてオフェンスが作りだせていると思う」と明かした。
また、今シーズン限りでの現役引退を表明した伊藤俊亮についても言及。「もちろん、花道を飾ってあげることができればいいけど、そういったことを意識しすぎると伊藤さんもやりづらいかなと。しっかりと笑顔で終われるように、チーム一丸となってやっていければと思う」