富山グラウジーズがシーホース三河を下す、点の取り合いを制し残留PO回避へ価値ある白星

33得点の大活躍を見せたクリント・チャップマン(右)[写真]=B.LEAGUE

 4月29日、B1リーグ第30節第2戦が各地で行われ、富山市総合体育館ではホーム富山グラウジーズシーホース三河と対戦した。

 三河は第1戦で活躍した桜木ジェイアールが欠場したが、第1クォーターで松井啓十郎が4本の3ポイントを含む14得点の活躍を見せる。しかし、「B1 残留プレーオフ 2017-18」回避へ負けられない富山は、宇都直輝の8得点3アシストを筆頭にバランス良く得点を重ね、25-26と互角の展開に持ちこんだ。

 すると、第2クォーターはクリント・チャップマンが2つのバスケットカウントを奪うなどで14得点6リバウンドと奮起。相手を上回る計24点を記録し、3点リードで試合を折り返した。

松井啓十郎は6本中5本の3ポイントを沈めた[写真]=B.LEAGUE

 後半も互いに点を取り合う拮抗した好ゲームが続いたが、富山は第3クォーターを23-23で終える。第4クォーターは追いかける展開となるも、宇都がチームをけん引して食らいつく。すると、4点ビハインドで迎えた試合終了残り1分29秒から大塚裕土の3ポイント、宇都直輝のジャンプショット、チャップマンのダンクで逆転に成功し、そのまま95-92で接戦を制した。
 
【試合結果】
富山グラウジーズ 95-92 シーホース三河(@富山市総合体育館)
富山|25|24|23|23|=95
三河|26|20|23|23|=92

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