4月28日、レバンガ北海道の選手兼オーナーである折茂武彦が、千葉ポートアリーナで行われたB1リーグ第30節第1戦の千葉ジェッツ戦でB1通算1000得点を達成した。
第29節終了時点で1000得点まで残り「16」と迫っていた折茂はこの日、今シーズン初の先発出場。試合開始早々32秒に多嶋朝飛のアシストで、まずはチーム初得点となる3ポイントを沈める。その後も果敢にリングを狙い、第1クォーターだけで3本の3ポイントを含む15得点をマーク。記録達成まで1点で迎えた最終クォーターは、開始4分37秒にテクニカルファウルを得ると、このフリースローを確実に決めて1000得点に到達した。16得点に加え、2アシスト2スティールの健闘を見せた折茂だが、チームは86-89で惜しくも勝利を逃した。
折茂はクラブの公式HPをとおして「Bリーグになってからも、またこれまですべてのリーグで得点に関する記録を残せたことは嬉しく思います。どこまで伸ばせるかわかりませんが、引退するまでしっかりと積み上げていきたいと思います」と頼もしく応えた。
5月14日に48歳の誕生日を迎える同選手は、190センチ77キロのシューティングガード。キャリア25年目のベテランは、在籍12シーズン目となる北海道ではオーナーも務める。今季は全試合に出場し、第30節終了時点で466得点(1試合平均8.2得点)72アシスト(同1.3アシスト)68リバウンド(同1.2リバウンド)をマーク。11月4日には個人通算3ポイントシュート成功数1000本の偉業も達成している。