名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、新たに3選手が退団…藤永佳昭「勇気のいる決断」

藤永佳昭、ジェロウム・ティルマン、大宮宏正(左から)の契約満了が発表 [写真]=B.LEAGUE

 名古屋ダイヤモンドドルフィンズは5月21日、藤永佳昭ジェロウム・ティルマン大宮宏正の3選手が契約満了に伴い2017-18シーズン限りで退団することを発表した。

 ポイントガードの藤永は2014年にアースフレンズ東京Zでキャリアを始め、2016年に名古屋Dへ入団。在籍2季目の今季はレギュラーシーズン57試合に出場し、175得点(1試合平均3.1得点)132アシスト(同2.3アシスト)を挙げた。「この2年間どんなときも自分を支えてくださったファンの皆様、チームメイトにはとても感謝しています。自分にとって勇気のいる決断でした。これからも応援していただけると幸いです。ファンの皆様これからもドルフィンズのサポートよろしくお願いします」と、クラブの公式HPをとおしてコメントした。

 現在31歳のティルマンは2009年からヨーロッパのクラブを中心にプレーし、レバンガ北海道を経て、2016年に名古屋Dへ加入。今季はレギュラーシーズン全60試合の出場で548得点(1試合平均9.1得点)236リバウンド(同3.9リバウンド)をマークした。「名古屋にいた2年間、ファンの皆様からの応援本当に感謝しています。皆様のおかげで2年間とても楽しかったです。毎日毎日100%頑張ってくれたコーチングスタッフとチームメイトにも感謝しています。山あり谷ありの2年でしたがチームとして成長できた2年だったと思います」と振り返り、「今後もドルフィンズの成功を願っています。グッドラック&Go Dolphins!」と話した。

 197センチ99キロの大宮は、2007年に三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ(現名古屋D)へ入団。栃木ブレックス、アイシンシーホース三河(現シーホース三河)、熊本ヴォルターズ琉球ゴールデンキングスを渡り歩き、今季の開幕前に名古屋Dへ復帰したが、ケガの影響のあり24試合の出場にとどまった。「1年、短い間でしたが素晴らしい選手12人と過ごせた日々に感謝します。未来ある選手たちのためにこれからも応援よろしくお願いいたします。シロノワール最高!!」とメッセージを送った。

 なお、名古屋Dは3選手の他、すでに船生誠也の退団も発表している。

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