元仙台89ERS指揮官、富山グラウジーズのデベロップメントコーチ兼オペレーターに就任

ライセンスの都合でHCに就けないため仙台を契約満了になっていた高岡氏[写真]=B.LEAGUE

 富山グラウジーズは8月1日、元仙台89ERSヘッドコーチの高岡大輔氏がクラブのデベロップメントコーチ兼オペレータに就任したことを発表した。

 長崎県出身で現在36歳の高岡氏は、拓殖大学卒業後の2004年から大塚商会アルファーズ(現越谷アルファーズ)に加入して選手キャリアをスタート。その後は栃木ブレックス、宮崎シャイニングサンズにも所属し、仙台では計5シーズンにわたってプレーした。2016年に現役を引退すると、2016-17シーズンには仙台のアシスタントコーチに就任。昨シーズン途中の1月からは後藤敏博HCの契約解除に伴い、クラブの指揮官を務めた。

 新天地が決定した高岡氏は、富山の公式HPを通じて「このような機会を与えてくださった富山グラウジーズ関係者の皆さまに感謝申し上げます。ヘッドコーチ、選手を全力でサポートし、富山ブースターの皆様と共に、勝利に向かって戦って行きたいと思います。御声援宜しくお願いします」とコメントした。

 また、仙台も同日、高岡氏の移籍を発表。「選手・コーチとして7シーズン大変お世話になりました。関係者の皆さま、スポンサー様にはこの場を借りてお礼申し上げます。昨シーズンは途中よりヘッドコーチになりましたが、なかなか皆さんを笑顔にすることが出来ず、悔しいシーズンでした。ただ、今シーズン新しく生まれ変わった仙台89ERSは、必ずB1に昇格してくれると思います。引き続き仙台89ERSの応援をよろしくお願いいたします。ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

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