連勝を狙う両軍…京都ハンナリーズはモリス、三遠ネオフェニックスは鈴木達也がキーマン

京都ハンナリーズvs三遠ネオフェニックス(@ハンナリーズアリーナ)
第1戦:11月10日18時5分、第2戦:11月11日14時5分

 今シーズンの開幕節で激突した京都ハンナリーズ三遠ネオフェニックスが、第9節で再び相まみえる。

 11月6日、京都は第6節まで三遠でプレーしていたシャキール・モリスとの契約合意を発表。ジュリアン・マブンガデイヴィッド・サイモンに加え、ロースターに3名の外国籍選手をそろえた。そのモリスはチーム合流からわずか1日の練習だったにも関わらず、前節の大阪エヴェッサとの“京阪ダービー”でいきなり存在感を示した。スターティングファイブに名を連ねると、約34分間コートに立ち続け、計17得点9リバウンド5アシストを記録。ここ2試合欠場が続いているエースのマブンガの穴を埋める活躍を見せた。試合も78-65で制して連敗を阻止。前々節の第2戦、ライジングゼファー福岡にダブルスコアで敗れたショックを払拭する勝利を挙げた。

 対する三遠は、そのモリスとの選手契約を双方合意の上で解除し、2016-17シーズンに在籍したジョシュ・チルドレスを再び獲得することに成功。同シーズンに1試合平均18.6得点9.5リバウンドというスタッツを残し、チームをチャンピオンシップ出場へと導いた35歳の加入は選手のみならず、ブースターにとってもビッグニュースになったはずだ。横浜ビー・コルセアーズとの前節には同行しなかったチルドレスだが、チームは今季最多の97得点をマーク。ウィリアム・マクドナルドが22得点、ロバート・ドジャー20得点を挙げたほか、田渡修人が今シーズン自身最多タイの16得点で2試合ぶりの白星を手にした。

 ともに連勝を狙う今節は、ハンナリーズアリーナが舞台。ホームの京都はマブンガの復帰が不透明だが、今季の三遠を知るモリスが引き続き攻守でチームを支える働きに期待。三遠は星を分け合った前回対戦で、2戦合計39得点を与えた伊藤達哉をどう封じ込めるかがカギ。開幕節ではケガの影響で出場していなかった鈴木達也がキーマンとなるだろう。

■ロースター
・京都(ヘッドコーチ:浜口炎)
伊藤達哉
晴山ケビン
綿貫瞬大阪エヴェッサからレンタル移籍継続)
岡田優介
岸田篤生
シャキール・モリス(NEW)
ジュリアン・マブンガ
内海慎吾
頓宮裕人
デイヴィッド・サイモン
片岡大晴
近忍

・三遠(ヘッドコーチ:藤田弘輝)
ジョシュ・チルドレス(NEW)
ロバート・ドジャー
寺園脩斗
川嶋勇人
長谷川智伸
渡邊翔太
太田敦也
岡田慎吾
ダシルバヒサシ
鈴木達也
菅野翔太
ウィリアム・マクドナルド
田渡修人

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