上昇気流に乗りたいサンロッカーズ渋谷、得意のホームで連勝を伸ばすことができるか

サンロッカーズ渋谷vs京都ハンナリーズ(@青山学院記念館)
第1戦:11月17日18時5分、第2戦:11月18日14時5分

 第8節のレバンガ北海道戦を今季最多91得点でものにしたサンロッカーズ渋谷が、シーホース三河との前節第1戦を制して今季初の連勝。第2戦も81-79で勝利を収め、3連勝中と勢いに乗っている。

 三河戦は2試合とも失点が70点台で、第1戦が7個、第2戦が8個とターンオーバーの少なさも目立った。2戦合計、ロバート・サクレが41得点10リバウンド、ライアン・ケリーが40得点36リバウンドで勝利に貢献し、ベンドラメ礼生は4試合連続2ケタ得点と好調だ。レギュラーシーズン15試合が終わって5勝10敗と出遅れたが、伊佐勉新ヘッドコーチが指揮を執った8試合は4勝4敗と立て直しているように見える。

 復調の兆しを見せるSR渋谷と対戦するのは、9勝6敗で西地区3位につける京都ハンナリーズ三遠ネオフェニックスと星を分け合った前節は2戦とも出だしが悪く、31得点、26得点と前半の得点が伸びなかった。その要因は1試合平均18.4得点9.2リバウンド8.4アシストを挙げるなど、攻撃の中心を担うジュリアン・マブンガの不在。4試合連続欠場で今節も出場できるか不鮮明のため、シャキール・モリスデイヴィッド・サイモンの両外国籍選手が大黒柱の穴をカバーしたい。

 5勝のうち4勝を本拠地で挙げているSR渋谷にとって、三河戦に続き今節も青山学院記念館でのホームゲーム。前節同様にディフェンスを第一に、外国籍選手のインサイドだけでなく、ベンドラメや杉浦佑成長谷川智也といった日本人選手がアウトサイドから仕掛けたい。特にリーグ16位となる3ポイント成功率を改善できれば、昨季0勝2敗と苦杯をなめた相手から白星を挙げることができるだろう。

■ロースター
・SR渋谷(ヘッドコーチ:伊佐勉)
満原優樹
秋葉真司
清水太志郎
ファイサンバ
ロバート・サクレ
伊藤駿
ベンドラメ礼生
マーカリ・サンダース・フリソン
杉浦佑成
長谷川智也
広瀬健太
山内盛久
ライアン・ケリー

・京都(ヘッドコーチ:浜口炎)
伊藤達哉
晴山ケビン
綿貫瞬
岡田優介
岸田篤生
シャキール・モリス
ジュリアン・マブンガ
内海慎吾
頓宮裕人
デイヴィッド・サイモン
片岡大晴
近忍

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