■アルバルク東京vs京都ハンナリーズ(@アリーナ立川立飛)
第1戦:11月23日15時5分、第2戦:11月24日15時5分
30日から行われる日本代表戦と祝日の影響もあり、全対戦カードが金曜、土曜の2日間で行われるB1リーグ第11節。アルバルク東京は勝利で代表選手を送りだしたいところだが、11月はここまで7戦を終えて3勝4敗と黒星先行。第8節の秋田ノーザンハピネッツ戦こそ完勝したものの、琉球ゴールデンキングスと川崎ブレイブサンダースには土をつけられた。今節の京都ハンナリーズ戦ではホームできっちり連勝を収め、何とか勝ち越して11月を終えておきたい。
前節の琉球との第1戦は追いかける展開が続くも、第3クォーター残り42秒で逆転。最終クォーターも終始拮抗したが、要所で小島元基と竹内譲次の3ポイント、田中大貴が決めて3点差で接戦を制した。敗れた第2戦では第2クォーターで5つのターンオーバーを犯し、前半終了時点で8点ビハインドを背負った。6点差に詰めて最後の10分間を迎えたが、このクォーターは相手ディフェンスの前にフィールドゴール成功率が20パーセントと急ブレーキ。わずか9得点にとどまると、並里成、ジョシュ・スコットを起点に引き離され、最終的には15点差をつけられての敗戦。A東京は2戦ともに得点が50点台と振るわず、琉球にうまく守られた形でアウェーゲームを終えた。
サンロッカーズ渋谷と今季初めて相まみえた京都ハンナリーズは、A東京と同じく1勝1敗で第10節を終えた。第1戦は後半から追いあげられると、第4クォーター残り41秒に3ポイントを決められ1点ビハインドを背負う展開。それでも、残り2秒にデイヴィッド・サイモンが値千金の決勝弾で劇的勝利を挙げた。しかし、続く第2戦では、同点で迎えた最終クォーターに9-16と失速。相手の高確率の3ポイントと、ライアン・ケリーに計33得点15リバウンドを献上してしまったことが敗因に挙げられる。
A東京と京都が相まみえるのは第6節以来。1勝1敗で同節を終えており、A東京はアレックス・カークをエントリーから外した第2戦で星を落としている。2連勝したいA東京にとっては、前回対戦で1試合平均24得点を与えたサイモンをどう抑えるかがカギ。また、前節の得点力不足を解消するためにも、カークの攻守にわたる働きが重要となるだろう。
■ロースター
・A東京(ヘッドコーチ:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基
齋藤拓実
安藤誓哉
馬場雄大
正中岳城
ザック・バランスキー
菊地祥平
竹内譲次
田中大貴
ジャワッド・ウィリアムズ
ミルコ・ビエリツァ
アレックス・カーク
・京都(ヘッドコーチ:浜口炎)
伊藤達哉
晴山ケビン
綿貫瞬
岡田優介
岸田篤生
シャキール・モリス
ジュリアン・マブンガ
内海慎吾
頓宮裕人
デイヴィッド・サイモン
片岡大晴
近忍