レギュラーシーズン最初で最後の注目カード、豪華ガード陣の対決は必見

■栃木ブレックスvs琉球ゴールデンキングス(@ブレックスアリーナ宇都宮)
第1戦:12月8日15時5分、第2戦:12月9日15時5分

「FIBAバスケットボール ワールドカップ2019 アジア地区 2次予選(Window5)」が終わった直後のリーグ戦で、注目カードが実現する。勝ち星こそ異なるものの東地区と西地区でそれぞれ首位に立つ、栃木ブレックスと琉球ゴールデンキングスによるレギュラーシーズン最初で最後の戦いだ。

 リーグ中断期間には「第94回天皇杯・第85回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会 2次ラウンド」が開催され、栃木は1回戦で黒田電気 Bullet Spiritsと対戦。前半こそ40-38と苦しんだが、後半にプロチームの意地を見せて99-70と29点差で快勝した。2回戦は初戦を欠場したライアン・ロシターが17得点11リバウンドと本領を発揮。新潟アルビレックスBBを相手に競り勝ち、ファイナルラウンドに駒を進めた。リーグ8連勝中の勢いを短期決戦でも見せつけ、琉球との一戦に挑む。

 その琉球は佐賀BALLOONERSとの1回戦で100点ゲームを演じ、110-51と大差で勝利。岸本隆一ジョシュ・スコットといった主力だけでなく、リーグ戦ではプレータイムが少ない金城茂之寒竹隼人の活躍も目立った。しかし、大阪エヴェッサとの2回戦はオーバータイムの末、74-77で敗戦。リーグ屈指の選手層で今季を送っているだけに、早くも1つ目のタイトルを逃したことは屈辱とも言えるだろう。さらに、アイラ・ブラウンの戦線離脱が発表されており、チーム一丸となってこの正念場を乗り乗り越えたいところだ。

 栃木は竹内公輔、琉球は古川孝敏が日本代表に招集されたが、両者とも出場時間は限られており、今節を戦う上で大きな影響はないはず。また、田臥勇太渡邉裕規鵤誠司並里成橋本竜馬、岸本といった豪華ガード陣のプレーぶりにも注目だ。

■ロースター
・栃木(ヘッドコーチ:安齋竜三)
田臥勇太
ジェフ・ギブス
遠藤祐亮
竹内公輔
田原隆徳
アンドリュー・ネイミック
渡邉裕規
鵤誠司
橋本晃佑
ライアン・ロシター
栗原貴宏
エリック・ロバーツ
山崎稜
喜多川修平

・琉球(ヘッドコーチ:佐々宜央)
石崎巧
橋本竜馬
並里成
金城茂之
須田侑太郎
ジェフ・エアーズ
岸本隆一
寒竹隼人
田代直希
アイラ・ブラウン
ジョシュ・スコット
古川孝敏

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