今シーズン4度目の対戦、サンロッカーズ渋谷は立ちあがりの失点を抑えて主導権を握りたい

サンロッカーズ渋谷vsレバンガ北海道(@墨田区総合体育館)
1月16日19時5分

 現在東地区4位のサンロッカーズ渋谷と、同地区最下位に沈むレバンガ北海道。今シーズン4度目となる両軍の対戦は、SR渋谷のホーム・墨田区総合体育館で行われる。

 SR渋谷は現在3連敗中。前節、富山グラウジーズとの第1戦は最初の10分間で背負った14点ビハインドが最後まで響き5点差で敗戦。続く第2戦は第1クォーターで25点を奪ったが、計30失点でリードを得られず。長谷川智也が今季最多の14得点をマークするも、ディフェンスが崩壊して87-94で敗れた。

 北海道の2019年最初の試合は、敵地でシーホース三河と対戦。第1戦は第3クォーターまでついていったが、最終クォーターに24-15と離され力尽きた。同クォーターで新加入の熊谷航に10得点を許したことが誤算だったと言えよう。ロースコアゲームとなった第2戦ではオフェンスが停滞。すべてのクォーターで10点台となり、バイロン・ミュレンズデイビッド・ドブラス以外は1ケタ得点という結果に。この2連戦は相手エースの金丸晃輔がいなかっただけに悔しい連敗となった。

 今節相まみえる両チームの対戦成績は、ここまで2勝1敗でSR渋谷に軍配。前回対戦した1試合のみの第8節では、敵地でSR渋谷が第1クォーターに26-10と抜けだし19点差の快勝を収めている。今回ホームのSR渋谷は、富山戦の課題を活かして立ちあがりの失点を抑えることが勝利への大前提。そのためには伊藤駿ベンドラメ礼生のガード陣が、現在B1アシストランキング2位の松島良豪に強いプレッシャーをかけ続けて相手の起点を潰したいところ。

 対する北海道は前節の第2戦で計59点に抑えられており、得点力向上が急務。12月23日の第15節以来、エントリーから外れているマーク・トラソリーニの出場に期待したい。同選手はチームの得点リーダーであり、今季SR渋谷との対戦では3戦で平均21.5得点を記録しているだけに、2019年初勝利へのキーマンとなるはずだ。

■ロースター
・SR渋谷(ヘッドコーチ:伊佐勉)
満原優樹
秋葉真司
清水太志郎
ファイサンバ
ロバート・サクレ
伊藤駿
ベンドラメ礼生
マーカリ・サンダース・フリソン
杉浦佑成
長谷川智也
広瀬健太
山内盛久
ライアン・ケリー
盛實海翔

・北海道(ヘッドコーチ:内海知秀)
溝口秀人
関野剛平
山本柊輔
多嶋朝飛
折茂武彦
市岡ショーン
桜井良太
デイビッド・ドブラス
マーク・トラソリーニ
川邉亮平
野口大介
松島良豪
バイロン・ミュレンズ

モバイルバージョンを終了