Fイーグルス名古屋のソウが日本国籍取得…セネガル出身の26歳、今季は平均17.6得点

日本の高校、大学を卒業し、2015年からFE名古屋でプレーするシェリフ・ソウ [写真]=B.LEAGUE

 Fイーグルス名古屋は2月13日、シェリフ・ソウが日本国籍への帰化手続きを完了させたことを発表した。16日の試合から帰化選手として試合に出場する。

 セネガル出身で現在26歳ソウは、沼津中央高校、近畿大学を経て、2015-16シーズンに当時NBDL所属の豊田通商ファイティングイーグルス名古屋(現FE名古屋)へ加入した。2017年10月には髄膜炎のためチームを一時離脱したが、今季より復帰。第21節を終えて9試合に先発出場し、158得点(1試合平均17.6得点)75リバウンド(同8.3リバウンド)をマークしている。

 同選手は、クラブ公式HPを通じて次のようにコメントした。

「このたび、日本人になりました。10年まえの2009年に日本に来てから、沼津の高校で日本語をいっしょうけんめい勉強しました。大学では、バスケットボールと大阪弁を勉強しました(大学の勉強もしましたよ)」

「FE名古屋に入ってから、結婚して、娘が生まれ、病気をして長い間入院しました。病気の時はとてもたいへんでしたが、家族と仲間と病院の人にはげまされて病気がなおりました。本当に色々なことがあった10年間でした。たくさんの人に助けてもらい、サポートしてもらいました。ありがとうございます」

「日本人になっても、わたしを育ててくれたセネガルのおとうさんとおかあさんへのかんしゃの気持ち、セネガルで生まれたことに対するプライドは忘れません」

「日本人としてバスケットボールも頑張ります。同時に、まず立派な日本人として色々な人をたすけてあげられるよう頑張っていきたいとおもいます。『日本人』ソウ・シェリフをよろしくお願いします」

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