2節ぶりの中地区直接対決、新潟アルビレックスBBは勝利で初のCSを決められるか

新潟アルビレックスBBvs川崎ブレイブサンダース(@シティホールプラザアオーレ長岡)
3月27日19時5分

 第28節で顔を合わせたばかりの新潟アルビレックスBB川崎ブレイブサンダースが2節ぶりに激突。前回対戦終了時からゲーム差は依然「3」であるものの、新潟は今節の結果次第で初のチャンピオンシップ出場が決まる。

 新潟の前節は大阪エヴェッサ戦。第1戦は4点ビハインドの第1クォーター開始1分31秒からラモント・ハミルトンダバンテ・ガードナーのコンビで連続12得点を挙げ、その後は一度もリードを許さずに80-68で快勝した。第2戦では最初の10分間で16得点と停滞したが、第2クォーター以降はすべて21得点以上を重ね、最終クォーターは12本中11本のフィールドゴール成功を含む32得点。追いすがる相手を92-84で振りきった。2戦を通じて、ガードナーが71得点18リバウンド、ハミルトンが34得点18リバウンドと外国籍選手はもちろん、柏木真介が20得点、五十嵐圭が18得点18アシスト。池田雄一上江田勇樹も要所で3ポイントを沈めた。

 対する川崎はレバンガ北海道を相手に連勝。第1クォーターで22-21と苦戦を強いられた第1戦は、第2クォーターの序盤にバーノン・マクリンシェーン・エドワーズ藤井祐眞の連続得点で突き放し、結果的に20点差で快勝した。第2戦も最初の10分間こそクロスゲームとなったが、第1戦と同じく第2クォーター以降に一度もリードを与えず勝利。リーグ全体最下位に沈む相手とは言え、2戦とも90得点以上奪ったことはプラス材料だ。

 新潟は勝利、もしくは名古屋ダイヤモンドドルフィンズシーホース三河がともに敗れた場合にCSへの切符を獲得。19勝5敗と好成績を誇るホームで、自力でいち早く出場を決めたいところだ。勝利のカギはいかにインサイドを支配できるか。勝利した第28節第1戦の対戦ではリバウンド数で40-29と圧倒。ニック・ファジーカスやマクリンとのマッチアップが予想されるハミルトンとガードナーがゴール下を制し、日本人選手が高確率に長距離砲を沈めていきたい。

■ロースター
・新潟(ヘッドコーチ:庄司和広)
山口祐希
柏木真介
五十嵐圭
髙橋浩平
鵜澤潤
石井峻平
渡辺竜之佑
森井健太
上江田勇樹
池田雄一
ラモント・ハミルトン
ダバンテ・ガードナー
アマンゼ・エゲケゼ

・川崎(ヘッドコーチ:北卓也)
藤井祐眞
林翔太郎
青木保憲
篠山竜青
辻直人
谷口光貴
長谷川技
ニック・ファジーカス
バンバ・ジュフ
鎌田裕也
バーノン・マクリン
シェーン・エドワーズ

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