三遠ネオフェニックスは6月4日、ブライアン・ロウサム氏とヘッドコーチ契約を締結したことを発表した。
【ヘッドコーチ契約(新規)のお知らせ📢】
このたび #三遠ネオフェニックス は #ブライアン・ロウサム 氏と2019-20シーズンのヘッドコーチ契約を締結いたしました🤝▽本人・GMコメント等詳細はこちらhttps://t.co/CLyPsVMMHf#BrianRowsom #全心全力 #Bリーグ #皆さま大変長らくお待たせしました pic.twitter.com/jfc0sXPhsI
— 三遠ネオフェニックス🐤🔥SAN-EN NEOPHOENIX (@NEO_PHOENIX) June 4, 2019
53歳のロウサム新HCは現役時代、インディアナ・ペイサーズ、シャーロット・ホーネッツの2チームで計82試合に出場。フランス、イスラエル、東芝レッドサンダース(現川崎ブレイブサンダース)、イギリスでもプレーし、2004年に指導者のキャリアを始めた。2009-10シーズンは大分ヒートデビルズでHCを務め、2014-15シーズンから2シーズンにわたって東芝(現川崎)でACを経験。直近ではインドネシアのチームで指揮を執っていた。
退任が決まっていた藤田弘輝前HCに代わり、三遠の指揮を執ることになったロウサム新HCはチームの公式HPで次のようにメッセージを送った。
「三遠ネオフェニックスのファンの皆さん、こんにちは。2019-20シーズンの三遠ネオフェニックスのヘッドコーチに就任できることを大変嬉しく思います。三遠という地において、スタッフや選手と一緒に戦っていくのがとても楽しみです。そして、皆さんから誇りに思ってもらえるチームになれるよう、いつも最善を尽くすことをお約束します」
「元NBAプレーヤーとして、日本でプレーしたことがある者として、日本はバスケットに対して愛と情熱があるのを知っています。それは三遠ネオフェニックスのファンの皆さんに優勝する姿をお見せしたいという私のモチベーションになっています」
「私はインドネシアのチームで、”シーズンをいいものにしよう、優勝して特別なシーズンにしよう”とシーズンを通して伝え、実際に優勝することができ、特別なシーズンを送ることができました。フェニックスでも同じことができると願っています。“どうもありがとう!”」
また、鹿毛誠一郎ゼネラルマネージャーも併せてコメントを発表した。
「ブライアン・ロウサム氏にフェニックスのHCに就任して頂くことになりました。ロウサム氏は誠実で情熱がありチームの和を大事にするコーチです。チームワークを大切にし、チームで戦うというフェニックスの伝統を引き継いでくれるHCだと確信しています。また、ロウサム氏がNBAやヨーロッパで培った経験をフェニックスに吹き込んでくれる事を期待しています」
「プレーヤーとしては、ノースカロライナ大学でオールアメリカンプレーヤーに選出、NBAにドラフトされ3シーズンプレーした後、ヨーロッパ、東芝レッドサンダース(日本リーグ)でもプレーした実績を持っています。HCとしてはbjリーグの大分で手腕を発揮し、昨シーズンは前年に5勝しか出来なかったインドネシアのチームをASEAN LEAGUEで優勝に導きました。アシスタントコーチとして東芝ブレイブサンダース神奈川(現川崎)にも所属したこともあり、日本のバスケットを理解しているのも強みの一つだと思っています。激しいディフェンスから速攻というフェニックスのスタイルに加え、ロウサムHCの経験と情熱が加わった新生ネオフェニックスに期待して下さい」
「ロウサムHCの元でBリーグ初年度のように初戦からチャレンジし、ロケットスタートが切れるように準備していきますので、ご声援の程宜しくお願い致します」