ライジングゼファー福岡は6月10日、石谷聡との契約継続を発表した。
石谷は福岡大学卒業後の2008年に福岡へ入団し、青森ワッツに所属した2014-15シーズンを除く計10シーズンを地元の福岡で過ごした。昨季は17試合の先発を含む51試合に出場。司令塔として170得点(1試合平均3.3得点)141アシスト(同2.8アシスト)をマークした。
地元チームでの11シーズン目を迎える同選手は、チームの公式HPを通じて次のようにコメントした。
「この度、2019-2020シーズンもライジングゼファーフクオカでプレーさせていただくことになりました。昨シーズンはなかなか結果がついてこず苦しいシーズンとなり、また終盤にはクラブ存続の危機となり多くの皆様にご心配、ご迷惑をおかけしました」
「ですがそんな中、皆様のたくさんの応援、支えがあり、B2と舞台は変わりますがこのチームはまた戦うことができます。ありがとうございました」
「バスケ王国と言われるこの街で福岡の皆様に本当に愛されるチームを目指して頑張ります。また僕自身、次のシーズンでこのチームでプレーするのも11シーズン目になります。僕を育ててくれたこのチーム、この街、そして応援してくれる皆さんのために自分ができることを精一杯頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします」
また、仲西淳ゼネラルマネージャーは「この度Mr.福岡が再びライジングゼファーフクオカのユニフォームを着てくれる事に心から感謝したいと思います。福岡に石谷ありと言わんばかりの福岡魂を持つ石谷選手が今シーズンもコートの上を走り回り沢山のブースターを魅了してくれる事でしょう。福岡を一番知る男が新チームに福岡のアイデンティティを注入し、ベテランとしてのリーダーシップを発揮してくれる事を大いに期待したいと思います。今シーズンも皆様の熱い声援を石谷選手に届けて、一緒に戦ってください!」と期待を寄せた。