日本代表の古川孝敏、秋田ノーザンハピネッツに移籍決定…3年契約に合意

琉球から秋田へ移籍する古川 [写真]=B.LEAGUE

 秋田ノーザンハピネッツは6月11日、琉球ゴールデンキングス古川孝敏との契約合意を発表した。2019-20シーズンから2021-22シーズンまでの3年契約となる。

 古川は190センチ92キロのシューティングガード兼スモールフォワード。東海大学卒業後の2010年からアイシンシーホース(現シーホース三河)、栃木ブレックスを渡り歩き、2017-18シーズンに琉球へ加入した。2018-19シーズンは54試合に出場し、569得点(1試合平均10.5得点)140リバウンド(同2.6リバウンド)59アシスト(同1.1アシスト)を記録。また、日本代表の一員として「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区予選」の7試合に出場している。

 同選手はチームの公式HPを通じて「フロント、選手、スタッフ、そしてもちろんファンの皆さんと一緒にこれから激しく戦っていきたいです。1試合1試合皆さんと分かち合い、高みを目指し、成長していきたいと思います。一緒に戦えることを楽しみにしていますので、皆さんどうぞよろしくお願いします」とコメントした。

 また、チームは古川について次のように説明した。

「Bリーグ初代チャンピオンを経験し、ファイナルMVPにも輝いた日本を代表するシューター。日本代表選手として国際試合を通じて多くの経験を積んでおり、高いリーダーシップで、プレーのみならず精神的にもチームを支える柱となりうると考えています」

「身体の強さを活かした激しいディフェンスが持ち味であり、常に声を出し、チームディフェンスの意識を作れる選手。オフェンスでは、彼の代名詞とも言える確実性の高いシュート力が最大の特徴です。経験豊富でありながら、なお上手くなりたいと、一途にバスケットに時間を費やせる選手であり、秋田で、オフェンス、ディフェンスともにさらに質の高いプレーを追求していくことにより、東京オリンピックの代表選手として活躍することも期待しています」

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